14日には、『紫金山・アトラス彗星』が新潟でも見えたようです。

新潟天文研究会の渡辺真一さんによりますと、西の方角で金星の右上に見える『紫金山・アトラス彗星』を新潟市西区のご自宅からでもスマホできれいに撮ることができたとのことですが、双眼鏡や望遠鏡を使うと、より観察しやすくなるということです。条件が整えば肉眼でも見ることができるそうです。

14日午後6時15分頃 スマホで撮影(新潟市西区)新潟天文研究会 渡辺慎一さん

国立天文台によれば、2023年1月に発見された『紫金山・アトラス彗星』は、2024年10月に見ごろを迎えた後はいずれ太陽系の外に出ていくとみられ、地球には二度と戻ってこない彗星だということです。

地球から離れていく彗星の明るさは今後、徐々に暗くなっていきますが、高度は高くなって見えやすい位置になるそうです。