2022年の“区割り変更”で「新・新潟4区」は、長岡市が有権者の6割余りを占め、さらに柏崎市・小千谷市・見附市などがエリアに入ります。

その新潟4区には、自民党の鷲尾さんと泉田さん、立憲民主党の米山さんが立候補を表明していて、三つどもえとなる公算が大きくなっています。
朝から小千谷市の街頭に立った自民党の鷲尾英一郎衆議院議員。
長らく旧2区を地盤としてきた鷲尾さんにとって新4区は、そのおよそ7割が初めての活動の場です。
「地方議員の皆さんとか、自民党の地域の組織の皆さんともしっかりと連携するということを意識しました。知名度はかなり上がってまいりましたし、それから地域の後援会もしっかりとかなり急速に広がってきたなと思っています」

現在6期目の鷲尾さん。
過去4回は旧2区で旧民主系から出馬しています。
2019年に自民党に入党していて、今回は自民党として初めて選挙区を戦うことになり、党の“組織力”をフル活用。この日も傍らに地元の議員が立って鷲尾さんの活動を支えたほか、後援会も旧長岡市や柏崎市を中心に、小学校区単位などで細かく張り巡らせています。
【小千谷市議会 上村行雄議長】
「ご本人言っていましたけど、どうしても地元ではないので、やっぱり知名度を上げたいという話では本当に足しげく通っていただいているし、選挙勝って、名実ともに小千谷のために働いていただける方だと思って」

また9月28日には、長岡・柏崎・見附に続き、小千谷市で県内4か所目の事務所を開きました。
【自民党鷲尾英一郎衆議院議員】
「小千谷が選挙区になってから、どうしても小千谷市内に拠点をつくらせていただきたいと…」
鷲尾さんは「党への逆風を力に変える」と強調します。
「自民党が政治とカネの問題で信頼が揺らいでしまったということに対して、石破新総裁はしっかりと『生まれ変わる』と。新たな自民党というのを皆さま方に見ていただきたいと思っています」