増える自転車窃盗への“対策”
警察では窃盗が増えていることについて、新型コロナウイルス感染症が5類に移行したことで人出が増えたことも要因の一つと分析しています。
【新潟警察署生活安全課 藤田貴大係長】
「自転車泥棒も『窃盗』という犯罪。これからも、制服警察官と私服警察官の両輪で昼夜問わず、犯罪の多発している駐輪場を中心に、警戒活動を強化していく」
それでは、増え続ける自転車盗難に対して、どのような対策が有効なのか?

自転車盗難対策として警察では、もともと付いている鍵の他に、ワイヤー錠をかけるなどの『ツーロック対策』を呼びかけています。盗む手間に時間のかかることを窃盗犯は嫌がるため、複数の鍵が効果的だということです。

また『防犯登録』も効果的です。
自転車防犯登録は、利用者の義務として法律にも定められています。
万が一自身の自転車が盗難の被害に遭ってしまった場合には、警察のコンピュータに登録された所有者の登録番号などのデータが役立てられます。