実は人の頭には、ボウリングの球一個ほどの重さがあるそうです。

通常は首の骨がカーブしていることによって4~6kgほどの重さをクッションのように分散し、必要最小限の力で頭を支えています。
しかし、首のカーブが失われてストレートネックになると、頭が前に出てしまい、その重みを支えるために首や肩に大きな負担がかかってしまうのです。

【新潟県鍼灸マッサージ師会 椛澤知弘理事長】
「首から肩のコリや痛み、めまいや頭痛、ひどくなってくると肩から手先にかけて、しびれが出てくる場合もある」

椛澤理事長は、ウイルス禍で自宅で過ごす時間が増えたことをきっかけに、ストレートネックに悩む人が増えたと感じているそうですが、さらにもうひとつ、『年代』も気にしていました。

「今はやっぱりタブレットだったりとか、ゲーム・スマホを含めて子どもたちも使うような時代になっているので、どんどんストレートネックが若年化しているというのが最近思うところ」