『自宅待機ぐみ!!!』は、不登校の子どもたちの居場所をなくさないようにと、地元の大学生やカウンセラーなどの支援を受けて2022年に作られ、現在は小学3年生から高校生までが通っています。

ところが4月になって設立者が大学に進学することから、細越丹珠浬(ほそごえにみり)さんが代わって主催者となりました。

「声がすごく小さくなりながら『プレスリリースをお願いします』って渡しにいったり…。主催者になるのは初めてだし、こういうのを通して変われたらなって」

自身も小学5年生のときから不登校になったという細越さんは、ゴールデンウィークも明けてこれから不登校の子どもが増加すると予想し、ぜひこの施設を利用してほしいとしています。

「長期休みとかのあと、学校行きたくないっていう人もいると思いますし、元々学校行くのが辛い人だったら、(そういう気持ちが)一気に爆発するんじゃないか」
「学校に来たくない人の居場所でもあるので、楽しく話したり、来るだけでもいいので、そういう場になるように頑張ります」

『自宅待機ぐみ!!!』は、新潟市中央区の施設で毎月第三土曜日に開催しています。

また文部科学省では、いじめや不登校などに悩んでいる人を対象に「24時間子供SOSダイヤル」も整備して24時間対応を行っています。
【電話番号 0120-0-78310(なやみ言おう)
1人で悩まず、ぜひ相談をしてみてください。