アトリエは“一緒に悩める場所”
文部科学省の2022年度の調査によりますと、小中学校における不登校の児童・生徒の数は、全国で29万9000人あまりで県内では4759人。ともに過去最多となっています。

「ラック」に通う子どもに話を聞きました。
―やっぱり学校に息苦しさを感じていた?
「小学校までは普通に通えていたんですけど、中学校になってどんどん厳しくなってきて、ちょっと苦しくなったなって…」

「ラック」は、もともと長澤さんがアトリエとして借りたテナントですが、こうした子どもたちの受け皿にしたいと「フリースクール」を開校しました。
【フリースクール ラック 長澤慶太 室長】
「アトリエという場所は、作品を作るということで悩むことが前提の場所なので、『一緒に悩める場所として、みんなで使えば良いんじゃないの?』くらいの、そんな軽い気持ちというか」