【八海高校レスリング部 鈴木晴人さん】
「レスリング部を来年引退したら、ボクシングのプロの試合に出ようかなと思ってて…。その試合で勝つことが目標です」
そう語る鈴木さんですが、実はもっと大きな夢を抱いています。

その“夢”の実現に向け、レスリングとボクシングの“二刀流”を続けているのです。
「総合格闘技の団体で『RIZIN』ってあるんですけど、それのチャンピオンになりたいなって思ってます。総合格闘技には、レスリングもボクシングも大切なんで、基礎からちゃんとやっていこうかなって…」
小学6年生のころ、総合格闘家の堀口恭司選手に憧れて「総合格闘技での頂点」という夢ができました。
その夢の実現ために2つの格闘技での“二刀流”を続けているのです。

レスリングとボクシング。
体力的にも精神的にも大変そうですが…
「きついんですけど、やっぱ、なんか強くなったなって思えるんで…。趣味でやる感覚で練習とかもやってるんで、それが楽しいので、続けられるかな」

2つの格闘技を極めるのではなく、目指すところは総合格闘技の“チャンピオン”。
新潟県の南魚沼市は埼玉出身の鈴木さんにとって、2つの格闘技のみならず、大好きなスキーもできる…という、“三刀流”で過ごせる最適な場所といえそうです。
故郷から離れ、雪国で自らを鍛える高校生格闘家・鈴木晴人さんは、新潟での3年間を大きな夢につなげるべく、真っすぐな眼差しで相手に立ち向かい続けます。











