子どもたちの夢を叶える事業が青森県三沢市で行われ、警察官をめざす市内の小学生が夢を実現させました。
警察官と小学生のやり取り
「ちょっと制服大きいな。それ、私の制服なので」
警察官の制服を着用して神妙な面持ちで部屋に入る2人の児童。三沢市立古間木小学校の4年生・井上悠仁さんと5年生の黒澤奏太郎さんです。新型コロナの影響でイベントや学校行事の中止が続いたため、三沢市商工会青年部が2021年から取り組んでいる「短冊に込めた七夕の夢叶えます」事業で、警察官になるという夢を実現させました。
三沢警察署署長のネームプレートも特別に入れ替わります。2人は警棒や手錠などといった装備品の説明を受けたほか、指紋の採取作業なども体験して警察官への憧れを一層強くしていました。
三沢市立古間木小学校 4年・井上悠仁さん
「(署長室では)自分が署長になったみたいで楽しかったです。今見たかっこいい警察官みたいになりたいです」
三沢市立古間木小学校 5年・黒澤奏太郎さん
「いっぱい勉強して警察官になれるようにがんばりたいです」
三沢市商工会青年部では今後も子どもたちの夢を応援したいとしています。