14日朝に青森県平内町にある肥料などを保管する倉庫に侵入したクマ。クマは2時間半ほどで倉庫から逃げ出し、けが人はいませんでしたが警察や町が注意を呼びかけています。
【画像を見る】2時間半ほど倉庫に居座った熊…倉庫に残る様々な痕跡…
14日午前8時ごろ、平内町外童子にある肥料の販売などを手がける会社の倉庫にクマ1頭がいるのを出社した社員が見つけ警察に通報しました。
須崎蓮記者
「フォークリフトを運転する従業員が倉庫の奥に進むと積みあがった肥料の上に四つん這いでクマがいました」
倉庫に現れたクマは体長約60~80センチぐらいの「子グマ」だったということです。
肥料の製造会社 圓山大高社長
「普段17時で仕事終わったら(翌8時まで)シャッターを閉めているので昨日の仕事時間中に入って一晩倉庫の中で過ごして、それで発見したのが今朝だったと思っている」
現場は町の中心部を通る国道4号から南に約8キロほど入った山間部で近くには高校などがある集落です。クマは現場に集まった警察や猟友会などが音を出して追い立て2時間半後には倉庫から逃げていったということです。けがをした人はいませんでした。
クマの出没は2023年に入り836件あり前の年の3倍以上となっていて警察や町が周辺をパトロールし警戒を呼びかけています。












