地震で被災した青森県八戸市の小学校が11日から再開しました。ただ、まだ一部に水漏れがあり、トイレカーを設置しての対応となっています。
11日から学校が再開したのは、八戸市の白銀小学校です。徐々に日常生活を取り戻しつつありますが、学校ではトイレや水道を使えないなど地震の影響が残っています。
水道管の一部に水漏れが確認されていました。
中澤美寿妃 記者
「蛇口をひねっても水が出てきません。代わりに用意されたのがこちらのタンクです」
学校は洗い場に水が入ったタンクを用意しました。
また、トイレはまだ復旧の見込みが立っていないことから、市の協力でトイレカーを男女あわせて3台設置しました。
子どもたちは、さっそく内部を見て、使い方を確かめていました。
児童
「いつものトイレより狭かったからびっくりした。使い心地は、いつものトイレと変わらない。早く学校のトイレが直ってほしい」
県内の学校は、9日には県立と市町村立であわせて160校が休校しましたが、11日の時点では八戸東高校と八戸工業高校となっています。












