10日夜にも青森県内では震度4の揺れを観測するなど、相次ぐ地震への備えが求められています。ホームセンターでは、冬場の避難に備えた防災用品の需要が高まっています。
ホームセンター「サンデー」の八戸市の店舗では、地震翌日から特設コーナーを設けて100種類ほどの防災用品を取り扱っています。
ペットボトルの水や給水タンク、それに家具を固定する道具を買い求める人が続々と訪れています。
客は
Q.地震があって購入?
「そうですね。ごはんと電池買いました」
客は
「今回の揺れは尋常じゃなかったので、予防にやってみようかと」
今回の地震は被害が最も大きいと想定されてきた「冬場の深夜」に発生しました。
避難所ですら毛布にくるまって寒さをしのぐ人の姿が目立ちましたが、高台に避難していた場合、震災直後の八戸市の気温は2℃台。避難先での低体温症を防ぐための準備が必要です。
客は
「袋のなかに厚物をいれて、枕元に置いても慌ててしまうから、出入りが簡単な小屋に、ビニール袋にいれて確保しています」
店側も停電時や外でも暖を取れる「電池式のストーブ」や、持ち運びやすい「毛布」など、冬場の避難に備えた用品を取り揃えています。
サンデー 経営企画部 有馬慎さん
「朝から電話で『こういった商品ありますか』と防災用品に関する電話での問い合わせもいただいている。立ち止まって見られる客もかなり多くいる。冬の気温の低下が本当に激しいので、夏とは違って冬の防災に関心が高まっている印象です」
大規模地震の発生をいつも以上に念頭におき、個人個人が身を守るために準備をすることが求められています。












