地震の被害はさらに増えています。
青森県八戸市の「八戸港」の第3魚市場では、荷さばき所周辺の路面で液状化の疑いがある場所が複数確認されました。この場所は、2026年1月から開催される「冬の朝市」の会場にもなっていることから、市では、県や朝市の運営者と対応を協議するとしています。
中澤美寿妃 記者
「八戸港第三魚市場の前です。こちらでは地震の影響で液状化が確認されています。アスファルトには穴があき、その周りには砂が確認できます」
八戸港の荷さばき所A棟とC棟の前の路面などでは、コンクリート舗装の沈下などが少なくとも4か所で確認され、11日は建設会社と市の水産事務所の職員が確認を急いでいました。
八戸市水産事務所 小國喜勇さん
Q.叩くと何がわかる?
「空洞化しているところと、していないところで音が違う」
Q.印をつけたところが空洞化している?
「その恐れがあるところです」
Q.砂が浮いているのは?
「これが地震による液状化です」
市の水産事務所によりますと、現状で魚市場の利用に影響はないということです。ただ、2026年1月には館鼻岸壁冬の朝市を開催する予定のため、市は用地を管理する県や朝市の運営団体などと今後の対応について協議するとしています。












