自分の胸に関心を持つ生活週間「ブレスト・アウェアネス」

「乳がん」とわかったきっかけの6割は胸の「しこり」や形の変化にみずから気付いたことと言われています。そこで今、注目されているのが「ブレスト・アウェアネス」。日頃から自分の胸に関心を持つ生活週間です。
「乳がん」を経験 木戸美雪さん(66)
「いつ自分がなるかわからない時代なので、周りに(乳がんになった人が)誰もいなくても突然なる。お風呂に入るときに気にしてほしい。服の上から触ってもわからないじゃないですか。素手で触ってみてほしいと思う。手に触れない大きさはマンモグラフィでわかるので、やっぱり両方、みんなに検診受けてほしいと思う」

治療が年々進歩していて「乳がん」は早期発見で“治るがん”になり、診断から5年後の生存率は早期発見の場合9割を超えています。ここで重要となるのが「治療と仕事の両立」です。木戸さんが当時務めていた印刷会社は抗がん剤など治療で休むときは特別休暇が付与され手厚いサポートがあり助けられたといいます。しかし…。