野生動物との衝突事故… 一体どうすればよいのか?

小林憲治記者
「イノシシがこの通りで乗用車と衝突したということです。はねられたイノシシは回収業者によってこのあたりで回収されたということです」

車と衝突したのはイノシシ2頭でした。こうした動物が関係する事故は県内でも多く発生しています。

2023年8月から10月19日までの発生件数は高速道路警察隊の28件が最も多く、次いで八戸署の8件、このあと、むつ署と五戸署の5件などとなっていて県全体では74件に上ります。万が一、動物との衝突事故があった場合どうすればよいのでしょうか。

青森県警察本部交通企画課 田中光男次長
「車の走行に起因しているのであれば交通事故と認定されます。110番もしくは最寄りの警察署に通報してください(通報しない場合)対応によってですけれども、当て逃げ等で処罰されるおそれがります」

また、動物が死んでしまったとき、道路に放置したまま去ることは危険だといいます。

青森県警察本部交通企画課 田中光男次長
「あとから来る車が動物にぶつかったり、避けようとしてあやまって路外の障害物にぶつかったり、そういう危険性があります。車が高速で運転すればするほど、危険性は大きくなる」