大相撲は秋場所が真っ最中ですが、青森県つがる市では、県内各地の「ゆるキャラ」による相撲大会が行われました。
ゆる~い取組と思いきや、ガチンコでぶつかり合う、ゆるくない真剣勝負が繰り広げられ、会場は笑いと歓声に包まれました。

ゆるキャラ界、屈指の知名度を誇る熊本県PRマスコットキャラクター「くまモン」の土俵入りで開幕した第8回ゆるキャラすもう大会。
イオンモールつがる柏で4年ぶりに開催され、「くまモン」を応援隊に青森県内各地のゆるキャラ17体がトーナメント戦でぶつかります。
ずんぐり体形同士の取組は、案の定、体当たりが主な戦法、なかなか勝負がつきません。しかし次第に名勝負が増えてくると、会場は熱気に包まれます。その一つが、前回王者、つぶらな瞳の「つがーるちゃん」と、意外と細身の秋田犬、「デカわさ」の一戦です。

※観客は「とても楽しいです。いろんなゆるキャラが見られて」「ゆるキャラは2頭身でとてもかわいいので、それが相撲をしているのを見るとほっこりした感じでとてもいい組み合せ」

そして決勝の大一番は、つがる市商工会の「うまいちくん」と鶴田町の「つるりん」です。「うまいちくん」の初優勝で幕を閉じた、すもう大会。観客は最後に、それぞれの「推しゆるキャラ」と交流して秋の休日を満喫していました。