県外で活躍する青森県民を紹介するターニングポイント。人生の転機となったそのとき、どのような思いや決意があったのでしょうか。今日のストーリーは鶴田町出身でパティスリー・シュクレペールのオーナー佐藤真紀さん。
セレブの街・東京二子玉川にあるパティスリーSUCREPERE(シュクレペール)は美味しいケーキが味わえる話題のお店。現在、佐藤は2店舗を家族で営んでいる。

佐藤の祖父は元々いろんな商売やっていた。しかし、事業がうまくいかず借金を抱え、返済のために祖母が鶴田町で食堂を始めた。佐藤は幼い頃から食堂を手伝っていた。


佐藤
「小学校5、6年の頃はもう焼きそばとかラーメンとかは作っていました。普通の平たい網でチャッチャッチャッとかやってラーメン作ったりしていましたね。
家の手伝いや弟たちの面倒を見ていた佐藤には夢があった。そのためなら思いもしない行動を起こすことも。
佐藤
「小学校の時はバレリーナになりたかったんですよ。隣の五所川原市にしかバレエ教室がないので、行きたいって親に言ったけれども、もちろん駄目だったので。こっそりヒッチハイクして五所川原まで行ったことがあります。今思うと怖いんですけど」

結局、家業を手伝うことに追われ、友達と遊ぶこともなかった。高校卒業して、車の免許を取った後、また思いもしない行動を起こす。