青森県内は、津軽を中心に警報基準を大きく超えるような大雨となるところがある見込みです。深浦町は15日午前9時44分、大間越の112世帯234人に避難指示(警戒レベル4)を発令しました。


※レポート 須崎蓮記者
「午前4時半の深浦町です。急に雨足が強くなり、大粒の雨が体をうちつけます」

前線や暖かく湿った空気の影響で青森県は全域で雨が降り、深浦では15日午前4時40分までの1時間の降水量は14ミリを観測しました。青森県はこのあと、16日明け方にかけて津軽を中心に警報基準を大きく超えるような大雨となるところがある見込みです。

また深浦町では土砂災害の危険度が高まっているとして、15日午前9時40分に土砂災害警戒情報が出されました。また深浦町は15日午前9時44分、大間越112世帯234人に避難指示(警戒レベル4)を発令しました。

鰺ヶ沢町の中心街では、2022年8月にも大雨で被害を受けていたため、商店では水に浸からないよう品物を移動させていました。

※くつの若松 若松修さん(72)
「去年店の靴が流されてしまったため今朝4時ごろから高い場所に靴を移動させる作業をしている」

青森県で15日午前6時までに予想される24時間の降水量は多いところで津軽が200ミリ、三八上北と下北が150ミリとなっています。また、きょう予想される1時間の降水量は多いところで津軽が50ミリ、三八上北と下北が40ミリとなっています。

大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に厳重な警戒が必要です。