フランスと青森のコラボレーションです。青森県内在住の料理家がフランス産ワインに合う青森県産ホタテのレシピを考案し、お披露目されました。

青森県産のリンゴとホタテのカルパッチョサラダです。ドレッシングには青森県産ニンニクやヨーグルトなどが使われていて、さっぱりとした味わいに仕上がっています。

※河村庸市キャスター「オリジナルのドレッシングのほどよい酸味がホタテの甘みを引き立てますね。」

ワインとの相性もばっちりです

この料理を考案したのは、八戸市の食育料理家なぎさなおこさんです。なぜ、ワインと合うレシピを考案したのかというと、サッポロビールが販売するフランス南西部のガスコーニュ地方で作られる白ワイン「ドメーヌ・タリケ」を青森県漁業協同組合連合会が魚介に合うワインとして認定したからです。

食育料理家 なぎさなおこさん

9日、青森市で試食会が開かれ、青森県や青森県漁連の担当者たちが青森県産ホタテとフランス産ワインのペアリングを楽しみました。
青森県漁連によりますと青森県産ホタテの販売額は2022年度は約151億円で前の年度より伸びているほか、近年は海外からの引き合いが強まっているといいます。

※青森県漁連 流通課 梅田健一課長「どうしてもホタテは北海道産がメインですが、おいしさは陸奥湾のものは負けていないと自負しておりますので思い切ってお客さんに対してPRしていきたい」

出席した人たちは、ワインと組み合わせた青森県産の水産物のレシピの今後の可能性について探っていました。