ヴァンラーレ八戸が29日の今季最終FC琉球戦に1対1で引き分け、クラブ史上初のJ2昇格を決めた。クラブの草創期からチームに在籍し、去年引退した“ミスターヴァンラーレ”新井山祥智氏が青森テレビの取材に喜びを語った。

-今季最終戦でJ2昇格が決定
新井山氏
試合自体は引き分けだったが、ここ数試合の中でいい試合だったと思う。
-印象に残ったシーンは
新井山氏
相手がパスサッカーだったが、それに負けずに八戸の良さ みんなでしっかり守備してというのは印象的でした
-前半は0対0だった
新井山氏
動きを見てても今日は大丈夫かなっていう感じでは見ていました。
-どんなところでそう感じたか
新井山氏
プレッシャーから少し吹っ切れたそういう感じの印象があったので安心して見てました。ゴールを取れればっていうシーンもあったので安心しました。
-試合終了のホイッスルをどのように聞いた
新井山氏
素直にうれしかったです。選手が一年間がんばってきたっていうのは僕もわかるのでまあそういう部分では「選手におめでとう」という感情だった。
-新井山さんも社会人リーグ時代から昇格がかかる試合を経験してきた
新井山氏
独特の緊張感がある。自分でわかんないんですよね、プレッシャーって。本当になんなのかっていうのは自分も経験してきたので。ヴァンラーレもここ数試合、結果が出ない中で「昇格するって難しいんだな」って改めて外からの第三者としての目線で見ていたので、それを乗り切ったってことはまた一つ上のレベルにいくんじゃないかなと思います
-昇格の時はまわりからの声もプレッシャー
新井山氏
それがプレッシャーなのかって言われたらわかんないですけど、普段ミスしないようなプレーをしてしまったり、誰かのせいにしたりそういういうのが増えてくる。平常心でいられないのがプレッシャーなのかな
-さまざまな指導者のもとでプレーしてきたが石崎監督はどんな指導者
新井山氏
人としてすごいオンとオフをはっきりしてる「いいパパ」っていう感じの人だし、サッカーに対してはぶれずに選手に向き合って指導してくれる人でもあります。何チームも昇格させて来てるっていうのは分かるかなというのはある。
-どんなスタイルでしたか
新井山氏
守備に重きを置いた監督。結果が出なかったら監督も気持ちが揺らいだりすると思いますが、そういうのは一切見せずに最初の立ち上げからやってきたことを一年間貫ける監督なんじゃないかなと思います。
-きょうの試合でも感じる部分があったか
新井山氏
きょうの相手が特に石崎監督の特徴が良く出せる相手だったのでは。前線からのプレスをみんなで連動してっていうのは見えてたんで。
-石崎監督がチームにもたらした変化は
新井山氏
3年目でスタッフは変わってないので、スタッフには(考えが)浸透してるし、選手も大幅には変わってないと思うので、出ている選手とかも。そういう部分で自然と上澄みができてたんじゃないかな。
-石崎監督就任で雰囲気は変わった
新井山氏
変わったと思いますね。トレーニングは厳しいのはあるが、その中でこうアメとムチじゃないですが、それが上手な方だった。厳しい中でも笑顔を作ってくれる監督。素晴らしい方だと思います。
-石崎監督のトレーニングは厳しい
新井山氏
ただただやらせるだけじゃなくて、しっかりこう気持ちの切り替えをさせてくれる人だなと思います。僕もそうですし、みんな石崎監督のもとでやった人はそういう気持ちで信じてやってるんじゃないかなと思います。
-クラブ19年目でJ2昇格・これまでの歩みは
新井山氏
自分が入った時は地域リーグという舞台だった。その時点では本当考えられないことだったと思いますし、それでも少しずつクラブも成長してたし、それプラス八戸市、行政が協力してきてくれたっていうのが大きい。また上に行くといろいろ問題が出てくると思うんですけど、そこはみんなで協力してともに成長していければいいんじゃないかなと思う。
-PV会場には新井山さんが入った時から応援しているサポーターがいた
新井山氏
サポーターなしでは選手は成長していかないですし、(サポーター歴が)長い方もいらっしゃいますし新しい方もいる。それがどんどんこう融合してまあサポーターもこう大きくなって良ければヴァンラーレ八戸が盛り上がるきっかけになると思う。
-舞台はJ2になる
新井山氏
今までのやり方でやってたら多分厳しい舞台ではある。でも今シーズンの土台をもっと強いものにして、それプラスでやっぱり個人がもっと成長しないと上では戦って行けないと思うので。でも…楽しみですね。見る側としても。
-J2で今のチームの特徴を生かせるか
新井山氏
今はみんながハードワークして守備を前提としたチームプレーだと思う。ただ守ってばかりじゃ勝てないので。相手もレベルが高いのでそれを守りきれなくなる場面も増えてくると思うので、そこをしっかり守備なら守備を強化しなければならない。失点を今年みたいに最小限に抑えることがクラブとしての色何じゃないかなと思います。みんなでしっかりハードワークしてというのは避けては通れないのかなと思います。
-少ない予算でもJリーグでも戦えるけることを証明したシーズンだった。クラブに期待することは
新井山氏
予算でいったら本当にすばらしいことだと思いますけど、それがいつまでできるのかって言われたらわからない。それでも上がった以上降格しちゃいけないと思う。予算をプラスしなきゃいけないってことも絶対必要になってくる。クラブだけでなくたくさんの方の協力がなければ達成できないと思うので、そこは地域含めてやっていかなければいけないんじゃないかなと思います。
―ジュニア世代の育成にとっての意味合いは
新井山氏
これまではJ3だったんですがそれがJ2となる。目標がまた1つ高くなると思う。目指すべきものは高い方がいいですし、J2目指して子どもはやるっていうのは。八戸じゃなくてもJ3のほかのどっかのクラブに行けたりすることもあると思う。高ければ高いほど、子どもの成長にはいい刺激になるんじゃないかなと思います。
-これまでのクラブの歩みは改めてどう感じる
新井山氏
昇格というワードが出ると誰か一人の力ではない。クラブも地域も含めてやっぱりみんなの協力がなければこういう昇格っていうのもできないと思いますし、次はそのレベルの高い舞台でどれだけ戦えるかっていうのも、観客を増やしていくためにも、また1つ上の結果を示していかなければいけないと思うので、たくさんの人に協力してもらって支えてもらってやっていくことが必要なんじゃないかなと思います。
-ミスターヴァンラーレとしては誇りに思う
新井山氏
誇りっていう感じもまだないんですけど、素直に嬉しいですし、別に自分が立ってたかったっていう気持ちがあるわけではないので、普通にこう見る側・応援する側として喜ばしいことでした。













