世界で活躍する青森市出身のバレエダンサーが帰国後初の地元公演を行い、一流の演舞に多くの観客が魅了されました。

ステージで華麗な演舞を見せるバレエダンサーの大川航矢(おおかわ・こうや)さん。ロシアを拠点にしてきた大川さんにとって22日の青森市の舞台は久々に地元での公演でした。

大川さんは2歳から15歳までアカネバレエ教室で実力をつけると中学卒業を待たずして海外での武者修行の道を選びました。著名な国際コンクールで受賞するなど世界的なバレエダンサーとして活躍してきましたが、ウクライナ侵攻の影響もあり2022年9月に帰国し、東京のバレエ団で活躍しています。古巣のバレエ教室が企画した今回の公演では後輩の生徒に加え、妻の寺田翠さんとも共演。ダイナミックな舞を披露して観客を沸かせました。

※観客は
「舞台の使い方をすごく真似していたので見れてとてもよかった」

※バレエダンサー 大川航矢さん(青森市出身)
「昔から支えてくれた人たちが見てくださっている場で踊れるのは1つの恩返しだと思っているので、そういうことが少しでもできていたらなと思う」

大川さんは今年9月には弘前市でも公演を予定しています。