28日開幕する全国ミニバスケットボール大会に出場する青森市の「造道ミニバスケットボールクラブ」の選手たちです。チームの半数は今大会を最後にこの春から中学生に。感謝の思いを胸に集大成のプレーを誓います。

真剣な表情で練習に臨む造道(つくりみち)ミニバスケットボールクラブ。去年12月に青森県大会を勝ち上がり、初めてつかんだ全国大会に向けて最後の調整に励んでいます。

※造道ミニバスケットボールクラブ 中村真心副主将
「今までがんばってきたことを試合に向けて完成に近づけている」

チームは造道小学校の児童が中心ですが、2年前にクラブ化に移行、いまは4つの小学校の選手たちが同じコートに立っています。

※造道ミニバスケットボールクラブ 今未来莉(こん・みくり)主将
「1人1人個性が豊かなチーム」
※中村真心副主将
「みんながとてもワイワイしている仲の良いチーム」
※張間小々峰(はりま・ここね)選手
「みんな仲良くて面白くて楽しいチーム」

スローガンは「笑顔で楽しく」。練習中こそ、鋭いまなざしでボールを追っていますが…(全国大会に向けて、青森ワッツの選手たちが激励に訪れるとこの笑顔に。

※青森ワッツ 下山大地主将
「勝ち負けも大事ですがそれ以上に強い相手と試合ができる。どんどん挑戦して失敗してもいいのでうまくなるために積極的にプレーしてほしい」

憧れの選手たちへの質問は尽きることはありません。

※選手は「好きな技は何ですか」
※下山大地主将「僕はあんまり技がないので3ポイントです」

短い時間ながらも多くのことを学ぶことができたようです。

※今未来莉 主将
「プロの圧はすごい。マックス(・ヒサタケ)選手が背が高いなと思いました。全国に向けてがんばりたい気持ちが増しました」

16人の登録メンバーのうち半数の8人にとってはこの大会が小学生として臨むラスト舞台。

※造道ミニバスケットボールクラブ 今健太郎ヘッドコーチ
「4年生から見ていると3年の月日は子どもたちを成長させて感慨深い。このチームでできる最後の大会なので造道らしく全員バスケでがんばりたい」

全国大会は王者を決めないリーグ戦で行われるため仲間とコートに立てる最後の3試合。悔いのないプレーで卒業アルバムに笑顔の1枚を刻みます。

※今未来莉 主将
「感謝の気持ちを忘れずに3試合全勝するようにがんばりたい」

※造道(つくりみち)ミニバスケットボールクラブ・選手全員「全国大会がんばるぞーおー!」