6月4日に投開票が行われる青森県知事選挙に向けて立候補を表明している前のむつ市長の宮下宗一郎氏と青森市長の小野寺晃彦氏ともにこの週末、都市部で活動をして知名度向上を図っています。

前のむつ市長・宮下宗一郎氏は25日、青森市の国道4号沿いにある事務所前で初の街頭活動を行いました。

※前むつ市長 宮下宗一郎氏
「(街頭での反応は)地元とはまったく様相が異なりますので、非常に厳しい戦いを強いられていると考えています。これから各地でこういうスタイルで行っていきますので、認知度を上げて頑張っていきたい」

宮下氏は5月18日の告示日までに青森県内40市町村すべてで街頭活動をしたうえで、集会やSNSでの情報発信などを展開して、県民への浸透を深める方針です。

一方、青森市長の小野寺晃彦氏は25日、弘前市の街頭に立ち、主要政策に据えた創業の支援や小中学校の給食費無償化などに取り組む姿勢をあらためて、示しました。

※青森市長 小野寺晃彦氏
「農業の町・弘前だからこそ、中南地域だからこそできる新たな仕事づくり、これに取り組んでまいりたい。中南から年間100社の会社を作っていく、そんな夢をぜひ実現させたい」

4月末としている青森市長の辞職まで週末を中心に県内各地区で街頭活動や集会を開く考えです。5月18日告示、6月4日の投開票に向けてそれぞれ、動きを加速させています。