任期満了に伴う6月の青森県知事選での推薦候補について、自民党青森県連は、19日の総務会での結論を持ち越しました。

自民党県連は19日、青森市で総務会を開き、知事選の推薦候補について非公開で約2時間にわたって協議しました。自民党県連への推薦願は、青森市長の小野寺晃彦さんとむつ市長の宮下宗一郎さんの2人が提出しています。


県連に所属する議員の間では、それぞれを推す声や自主投票を求める意見もありましたが、県連の選考委員会は11日、「総合的な観点から判断した」として、小野寺さんを推薦する方針を全会一致で決めていました。
総務会に出席した複数の関係者によりますと、選考基準が明確でないことや選考過程について党員や党友に対しての説明不足といった指摘や自主投票を求める意見が相次ぎ、小野寺さんの推薦について結論は持ち越しとなりました。

※自民党青森県連 津島淳会長
「(大変多くの意見(があり)県民の関心も高まっております。県政でも国政でも与党として十分な議論を尽くす必要があるだろうとの判断」

県連の津島淳会長は、再び総務会を開催する考えを示しましたが、結論を3月に持ち越す可能性も浮上しています。