熱戦が続く八戸国体で快挙です。青森県勢の山本大史(やまもとたいし)選手がスピードスケート成年男子1000メートルで優勝、1日の1500メートルに続き2冠を達成しました。

白のキャップの八戸市スケート協会所属の山本大史選手は、1000メートル決勝で「あまり得意ではない」というスタートで出遅れます。序盤は後方でレースについていく展開でしたが、残り600メートルほどから徐々に位置を押し上げていきラスト1週でスパート。最終コーナーで先頭をとらえると、そのまま一気に加速してフィニッシュ!地元の八戸国体で1日の1500メートルに続き、2冠に輝きました。

※2冠(1000m・1500m) 山本大史選手
「追いつけるか自信がないまま滑っていたけど、だんだんと(先頭に)近づいてきたので、これはいけると思って最後に力をふりしぼりました。二冠達成できたのは本当に嬉しくて、いままで最高が2位だったので2冠は自分でも驚いている」

また、青森県勢は少年女子2000メートルリレー決勝で3位に入り、アンカーを務めた根城理実(ねじょう・さとみ)選手は国体で初めて表彰台に上りました。

※3位(少年女子2000mリレー) 根城理実選手
「表彰台目指して4人で頑張ったので、絶対に負けないように少しでも差を広げられるようにという気持ちでがんばりました。3位でゴールできたのでうれしかったです」

八戸国体は2日でスピードスケートが全日程を終了し、3日から5日まではアイスホッケー競技が行なわれます。