自民党県連は、6月の知事選の対応について、地域の意見を聞いて集約するとして青森市長の小野寺さんとむつ市長の宮下さんから受けた推薦願に対する結論が2月上旬からさらに遅れる可能性を示しました。
自民党県連は29日青森市で、市町村と業界団体の支部長・幹事長に候補者選考の経過を説明し、出席者の意見を聞きました。出席した複数の関係者によりますと、どちらにも推薦を出さず自主投票を求める意見や党の推薦候補を支援しない場合の罰則を確認する質問があったということです。
県連の津島淳会長は、推薦候補を1人に絞る考えを改めて示し、今後、衆院選の1区から3区までの支部ごとに地域の声を聞いた上で選考委員会を開催するとして、当初の1月中から2月上旬へと変更した結論を出す時期をさらに遅らせる可能性を示唆しました。
※自民党県連 津島淳会長
「さまざまな声を聞いて意見集約の期間も勘案していかなければと思いますので、目途としての2月上旬をもちながらも柔軟に考えていかねばならないと思っています」
一方、立憲民主党県連も、週末に常任幹事会を開き、知事選での独自候補擁立を模索していると強調しました。