“冷暖房完備”に魅了され美容師に 借金生活を送るも…

※由利達磨さん
「16歳で山の法面のコンクリートを掃除する仕事をする会社に就職しました。山に行くので、朝は早いし冬は寒いし。ちょうど母に『美容師だったら冷暖房完備だよ』と言われて、『それだったらやろうかな』みたいな。そのとき付き合っていた彼女も『冷暖房完備だったらいいんじゃない?』みたいな」
“冷暖房完備”という言葉に魅了され、美容師になるため18歳で上京。当時、中卒でも入学できた美容専門学校の夜間部で学んだ。

そこから、昼間は美容室で働きながら、夜は学校へ通う日々が始まった。働いていた場所は、政界や芸能界の顧客を持つ表参道の一流店だった。

※由利達磨さん
「ハイクラスのお客さんが多い美容室にいました。箸の持ち方から直されて、先輩に高級料理店での立ち振る舞いも教えてもらって、世界が広がりましたね」
専門学校卒業後は別の有名店へ。そこでは、メイクの仕事も始めた。

アシスタントだった頃は給料が足りず、お金を借りることもあったが、新人タレントなどのメイクを担当して、徐々にレベルを上げていった。

※由利達磨さん
「新人タレントに『仕事として共に上がっていこう』と言っていました。その頃には借金を返し終えて仕事もうまくいっていたので、28歳の頃に起業して独立しました」

しかし、起業して5年で会社を閉めることになった。その要因にこそ、成功のヒントがあった。















