青森ねぶた祭の各賞が発表され、「JRねぶた実行プロジェクト」が10年ぶりに「ねぶた大賞」に輝きました。最優秀制作者賞には、竹浪比呂央さんが選ばれました。

最も栄誉ある賞の知らせが届くと、JRねぶた実行プロジェクトのねぶた小屋が歓喜に沸きました。

運行や囃子などを含めて総合的に評価される最高賞の「ねぶた大賞」を10年ぶりに獲得しました。

JRの大型ねぶた「北海の雄」を制作した竹浪比呂央さんは2年連続11回目の最優秀制作者賞の受賞です。

第7代ねぶた名人 竹浪比呂央さん
「素直にうれしいですね。素直にうれしいです。初めてクマをつくりましたし、アイヌの民族衣装。これによって新しいねぶたの色を表現できたらと思っていましたので。それが上手く評価されて本当にありがたい」

「北海の雄」は中央にヒグマが描かれ、厳しい環境のなか自然を敬って力強く生きるアイヌの暮らしが表現されています。

竹浪さんは3年前に第7代ねぶた名人となってからも挑戦を続け、2026年は13年ぶりに大型ねぶた3台を制作。伝統文化継承への思いが原動力です。

第7代ねぶた名人 竹浪比呂央さん
「ねぶたはこうだからではなくて、時代に合わせたねぶた。そして人々の心をうまくつなぎとめて、つないでいくことだと思いますので。そのためには名人だなんだではなくて、ねぶたをなくしたくないですから。大好きな人間として。”ねぶたバカ”の一人として続けていきたい」

このほかの受賞作品を見ていきます。

次点にあたる知事賞には「日立連合ねぶた委員会」、北村春一さんは優秀制作者賞に選ばれました。

また、市長賞に選ばれたのは「青森菱友会」、手がけたのは竹浪さんです。

商工会議所会頭賞には、北村麻子さんが制作を担当した「あおもり市民ねぶた実行委員会」。

観光コンベンション協会会長賞は、吉町勇樹さんが制作した「サンロード青森」となりました。

一方で、2026年最後の運行となる「パナソニックねぶた会」。

ねぶた師 北村蓮明さん
Q.発表を待つ心境は?

「賞がもらえなくても満足だ。満足感がある。よくやったなと。それで看板がつけばもっといいけど。よくやった。そういう気持ちだ」

過去に最優秀制作者賞に選ばれている、ねぶた師の北村蓮明さんと関係者がねぶた小屋に集まったものの、吉報は届きませんでした。

様々な人の思いが結集する「青森ねぶた祭」。

6日は夜間運行最終日で、23台全ての大型ねぶたが出陣しました。

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