ウクライナから日本に避難しているバレエの講師が青森県平川市を訪れ、県内の新体操選手にバレエを指導しました。

青森県平川市の尾上中学校で14日に開かれたレッスンには、県内の新体操選手と指導者51人が参加しました。バレエの講師はウクライナから避難してきたバレリア・ツジさんです。バレリアさんはウクライナで新体操やフィギュアスケートの選手にバレエを指導していましたが、ロシアのウクライナ侵攻後に、東京女子体育大学の秋山エリカ教授の誘いで日本に避難し、現在は大学生の新体操選手にバレエを指導しています。バレリアさんはウクライナへの思いを語ったあと、選手たちにバレエの基礎やステップなどを指導しました。

※参加した選手は
「重心の位置とか新体操とバレエの手の位置の違いが分かったので良かったです」
「(自分が)新体操をこの場所を借りて楽しくできていることがわかったので大切に時間を使いたいと思いました」

選手たちは、アドバイスを受けながら技術を吸収していました。