12日の県内は、各地で3月下旬から4月上旬並みの暖かさとなりました。13日は、さらに気温が上がる見込みで、屋根からの落雪やなだれなどに注意が必要です。

午後1時頃の八戸市です。春が到来したかのような柔らかな日差しに、防寒着のファスナーを開ける人たちが行き交いました。高気圧に覆われた影響で12日の青森県内は気温が上がり、八戸で11.9℃、三沢と三戸で10.7℃などと、23ある観測地点のうち7地点で10℃以上に、すべての観測地点で3月下旬から4月上旬並みの気温になりました。季節外れの暖かさで車道から雪が消えた青森市では、つかの間とは言え、雪かきから解放されたことを喜ぶ声も聞かれました。

※青森市民は
「この頃ちょっと(雪かきを)楽していまして。助かっています」「青森らしくない、春みたい。またでも天気が崩れるんでしょ。青森は油断ができない。」

気象台によりますと、13日はさらに気温があがり、14日まで気温が高い状態が続く見込みで、屋根からの落雪やなだれなどに注意が必要です。