長年、政界を取材するジャーナリストは、今回の衆院選を巡る与野党の動きを解説したうえで「有権者は自分なりの争点を決めて投票することが大切」と強調しています。

ジャーナリストの鈴木哲夫さんは、高市総理の高い支持率を背景に衆院選で連立与党が議席を伸ばすかは不透明であると指摘します。

ジャーナリスト 鈴木哲夫さん
「高市さんの支持率は非常に高い内閣支持率は。だが自民党への風当たりは相変わらず強くて、政党支持率もそんなに高くない。いくら高市さんが応援に入っても、本当にその人に投票するのかという所はなかなか難しい部分がある」

22日に正式に結党した中道改革連合に、自民党の議員も危機感を募らせていたといいます。

ジャーナリスト 鈴木哲夫さん
「今度の新党は理念、政界再編をしていこうという理念もそうだが、選挙戦術においても自民党にとってはかなり痛い、厳しい流れになると思う」

鈴木さんは今回の衆院選の争点は、物価高、経済対策であると見ています。

ジャーナリスト 鈴木哲夫さん
「やっぱり一番は経済対策だと思いますね。生活経済、物価高ですよね。どれだけ続いているのかという話。どんどん値上げの品目が増えていって、いつか下がるだろうと思っていたら一向に下がらない。どんどん上がっていく。経済をどうするのかというのが客観的に見て世論調査では争点になるのかな」

その上で、鈴木さんは、有権者は自分なりの争点を決めて、投票することが求められると強調していました。

ジャーナリスト 鈴木哲夫さん
「争点は、投票する人ひとりひとりが自分の争点を決めていい。これが国民主権。人になんと言われようと自分は物価高だ、自分は社会保険の問題だ、と。ひとりひとりが自分の争点を決めて投票する、これが選挙であり国民主権ですから」