保険会社大手「プルデンシャル生命」の社員らが顧客から30億円を超える金銭をだまし取っていた異例の不祥事。会見では「変動の大きい報酬制度が不適切行為につながった」と認めています。
午後3時すぎ、会見場にあらわれたプルデンシャル生命の間原社長。
プルデンシャル生命 間原寛 社長
「ご不安とご迷惑をおかけしておりますことに対し、心より深くお詫び申し上げます。大変申し訳ございませんでした」
プルデンシャル生命の社員や元社員が顧客にうその投資話を持ちかけ、金銭をだまし取っていたと説明しました。被害額はおよそ31億円。
プルデンシャル生命 間原寛 社長
「うち22.9億円が返金されておりません。私たちは、お客様の被害回復を最優先に、誠実に対応することをお約束いたします」
独立した補償委員会を立ち上げると明らかにしました。
プルデンシャル生命のある元社員は「過度な成果主義」が背景にあると指摘します。
元社員
「ノルマはなく、逆に出来高制なので、自分の成果に応じて給料が決まるという感じ。成果が出ないと、今回みたいに良くないことに手を出す人も、一定数いるのかなと思う」
月給はほとんどなく、契約をとった社員に多額の報酬が支払われ、成績が落ち込むと生活資金が不足する社員もいました。
プルデンシャル生命 得丸博充 次期社長
「報酬制度が不適切を起こした原因のひとつであると、私も認識をしています。報酬の変動が大きい、短期間で大金を手に入れやすい、加えてコンプライアンス遵守の動機づけがない。新契約がお預かりできないと、活動や生活資金の不足となる」
報酬制度など組織風土自体に問題があったと認めた経営陣。春までに新たな報酬制度を設計するとしています。
安心を提供する「保険」を扱う会社が招いた異例の不祥事。信頼回復は、いばらの道です。
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