三沢市は市内の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが発生し、ニワトリの処分がはじまったことを受けて、全庁を挙げて県や自衛隊への支援にあたる考えを示しました。

※三沢市 米田光一郎副市長
「市と致しましては一刻も早い事態の収拾のため、県の防疫活動の支援を引き続き行なうとともに周辺農場の状況、市民の不安解消などあらゆる事態に対応するため全庁体制で対応を進めております」

三沢市の米田光一郎(まいた・こういちろう)副市長は、16日の市議会定例会で、三沢市内の養鶏場で発生した鳥インフルエンザへの対応についての考えを示しました。県や自衛隊による処分が進められる中、市は、消毒ポイントや処分に携わる県職員たちが集合する施設に約30人の職員を派遣して後方支援にあたっています。

国内過去最多となる約137万羽のニワトリの処分について県は、来年1月上旬に完了するとの見通しを示していますが、市は、最大限の支援を継続して収束に向けて取り組むとしています。