青森県八戸市の「みちのく記念病院」で、患者の殺人を隠ぺいしようとした罪で、青森地裁から懲役1年6か月の有罪判決を受けた元院長の男の刑が確定しました。
みちのく記念病院の元院長・石山隆 被告(62)は2023年3月、入院中の男が同じ病室にいた患者を殺害した事件で、死因を「肺炎」とする虚偽の死亡診断書を作成し、事件を隠ぺいしようとした犯人隠避の罪に問われていました。
青森地裁は、11月20日、懲役1年6か月・執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。
青森地裁によりますと、被告側と検察がいずれも上訴権を放棄したため、きのう1日に石山被告の刑が確定しました。
この事件を巡っては、石山被告と共謀したとして弟の哲 被告(61)も起訴されていますが、裁判の期日は決まっていません。












