青森県横浜町の養鶏場での高病原性鳥インフルエンザの発生に伴ってこの養鶏場から半径10キロ以内にある農場で実施していた鳥や卵の搬出制限が9日午後6時に解除されました。


鳥インフルエンザが発生した横浜町の養鶏場では11月24日、ニワトリ12万羽あまりの処分や地中に埋める作業、それに鶏舎の消毒などの防疫措置が完了しました。
その後、県は、1週間に2回以上の消毒を続け、12月5日には、養鶏場の半径3キロ以内にある4か所の農場を対象に鳥の検査をして、9日、その結果が「陰性」と判明しました。


これを受け、11月20日から半径3キロから10キロの農場2か所で続いていた鳥や卵の持ち出しを禁じる「搬出制限」は、午後6時に解除されました。一方、半径3キロ以内の「移動制限」は引き続き設定され、12月16日の午前0時まで異常がなければ、県が国と協議して解除します。