さて2022年の青森市は、統計開始から140年近い歴史の中で、最も遅い初雪となりましたが青森市のスキー場ではゲレンデに順調に雪が降り積もり、12月中旬のオープンに向けた準備が進んでいます。

※レポート 須崎蓮記者
「青森市雲谷のスキー場に来ています。ゲレンデは頂上からリフト乗り場まで一面雪で覆われています」

青森市の初雪は11月30日と観測史上最も遅かったものの、市内のモヤヒルズスキー場では初雪の後、雨が少なく気温の低い日が続いたことから、順調に積雪が増えています。スキー場によりますと、例年のこの時期と比べても今年はゲレンデの積雪状況が良く、コースを整備するために押し固められた雪は多いところで現在20センチほど、滑走するために必要なのはあと10センチだということです。雪不足によって、過去10年のうち7回はオープンが延期されていますが、今年はこのまま雪が続くと予定どおりに迎えられると期待しています。

※モヤヒルズ 齋藤久夫さん
「ずっと気温も低く雪も降っていましたので、この状況が続けば現状の作業も順調に進むと思う」

モヤヒルズスキー場は12月17日にオープンし、初日は午後4時半までリフトが無料となります。