イギリスの出版社入社と頓挫したロンドン支社勤務

山内 史子さん
「英会話時代に仲良かった女性教師のボーイフレンドが、本社の取締役で、正社員を募集しているからって言われて行ってみたら、『ペンギン・ブックス』という世界有数の出版社でした。月に数百冊の新刊が出るんですよ、絵本もビジュアル書も小説も含めたら。そのリストを全部読んで日本向けに売れそうなものをピックアップしてご紹介していました。本に対する知識量が増えました」
ロンドン本社の勤務の話もあったが、1ヶ月だけ働いて終わった。

やがて英語の出版から日本語の文章を書きたいという気持ちになり、30歳でフリーランスに。
山内 史子さん
「かなり不安はありましたけれども、雑誌なり広告なり知り合いの方がお仕事を紹介してくれました」
ハリー・ポッターの物語に魅了されたことで、イギリスに関連する本を出版。他にも赤毛のアンの本など数々の作品を出版した。


そんな中で改めて気づいたのは、故郷である青森の魅力だった。















