青森県産米の販売が県内各地のスーパーで始まっています。
10キロ1万円ほどの価格に消費者も販売店も頭を悩ませています。
白川舞 キャスター
「こちらの店では4日から新米の販売が始まりました。気になる価格ですが…。税込み価格が5000円を超えています」
県内に12店舗を展開する県民生協のこちらの店舗(県民生協あじさい館)での7日の新米5キロの価格は「はれわたり」が5055円。「まっしぐら」が5022円でした。
2024年の同じ時期が3500円前後だったため、1500円ほど高くなっています。
買い物客は
「高すぎます。去年のコメに比べて1000円ほど違う。(高くて)まだ新米には手を出せないので、値段を見て安いものを買う」
「4000なんぼでしょ?昔だったら10キロ買えた。困ってます」
「高いです。10キロで1万円超えだもんね…。新米じゃなくて1年前のものでも十分おいしいから、大丈夫かな」
県内では新米の販売が本格的に始まりましたが、買い物客のなかには去年産米を購入する人が増えたといいます。
県民生協あじさい館 藤崎正喜 店長
「去年から見て高いですよね。(10キロで)1万円を超えるとコメを買わないお客さまも増えるのではないか。1万円を切るような価格の交渉をしていってほしい」
販売店も価格の見通しがたたず、今後も高止まりする可能性があるとしていて、頭を悩ませています。