青森県・板柳町出身で、オリンピックに4大会連続出場した元陸上選手・福士加代子さん。秋晴れのもと、26日は稲刈りに挑戦しました。収穫したのは、自らの名前を冠した「加代子米」です。
白川舞 キャスター
「かつてトラックの女王と呼ばれていた福士さん。きょうは農作業姿で登場です!」
存在感抜群!
登場するだけで周囲を盛り上げるのは、板柳町出身の元陸上選手・福士加代子さん。
4大会連続で出場したオリンピックでは、笑みを浮かべながら走る「微笑み走法」が多くの県民を勇気づけました。
陸上や農業関係者との懇親会で農家の苦労を聞いて、自らも応援しようと2025年からコメ作りに携わっています。
白川舞 キャスター
「稲刈りは、スピード勝負とはいきませんが、福士さんの表情は真剣そのものです。時折見せる笑顔は、現役時代の『微笑み走法』を思い起こさせます」
初めは、慣れない作業に苦戦していた福士さん。それでも、農家に教わりあっという間にコツをつかむと、持ち前の集中力を発揮しながら黄金色に実った稲穂を次々と刈り取っていきました。
福士加代子さん
「これが商品になると思うと、真剣になるよね。コメで走れますから皆さん、栄養はコメからです。アスリートにはコメが大事!」
Q.どんなふうに食べたい?
「おにぎり!」
Q.中身は?
「何もいらないかも、塩でいいかもしれない」
26日に収穫したコメのうち、200kgほどは「加代子米」と銘打たれ、2026年5月に板柳町で開かれる陸上大会でふるまわれ、元気を届ける予定です。