国連が掲げる持続可能な開発目標=SDGsの達成に向けて取り組む団体や個人を表彰するSDGsジャパンスカラシップ岩佐(いわさ)賞に青森市の団体が選ばれ、三村申吾知事に受賞を報告しました。

受賞を報告したのは青森市の一般社団法人男女共同参画地域みらいねっとです。地域みらいねっとは2019年からSDGsの「ジェンダー平等の実現」の視点を取り入れた防災教育を実施していて女性に配慮した避難所の運営や女性の防災リーダー育成などに取り組んできました。

小山内世喜子代表理事は29日、三村申吾青森県知事へ応募総数1325件のなかで34件の受賞者の一つに選ばれたことを説明しながら引き続き、県と連携しながら活動したいと述べました。
※男女共同参画地域みらいねっと 小山内世喜子代表理事
「現在60回7000人以上の生徒の皆さんを対象に(防災教室を)実施しています。そういった取り組みがこうして評価いただいたというところが大変うれしいです」

地域みらいねっとは、活動費として300万円の支援を受けていて、年明け以降にもむつ市などで防災教室を開く予定です。
