「肺炎」と診断され、自宅療養を続けていた青森県の宮下宗一郎 知事が、6日ぶりに対外公務を再開しました。

倉島彩能 記者
「たった今、宮下知事が入ってきました。6日ぶりの復帰となります」

宮下知事は、8月29日から咳が止まらず息苦しい状態が続き、8月30日に公務を行なったものの、9月1日には「肺炎」と診断され自宅で療養を続けていました。

そして9月5日に、6日ぶりに対外公務を再開しました。

青森県 宮下宗一郎 知事
「(青森県の)所得向上のヒントにつながればいいなと思っていますので、よろしくお願いします」

宮下知事は、青森市でサーモンや和牛の輸出、地域観光などの分野で活躍している人たちと話し合い、長年の課題である所得向上に向けて、県内企業の稼ぐ力をどのように伸ばしていくか意見を交わしました。

青森県 宮下宗一郎 知事
「農林水産県であり、そして生産品がたくさんあることを、これからも誇りとしながら、統一した『あおもりブランド』をしっかりと確立していって、事業のしやすい環境を日本国内でも、あるいは海外で作っていくことも、ひとつ大きな私たちの挑戦だと思っている」

県によりますと、宮下知事の体調は問題なく、明日9月6日は青森市で県産品応援キャンペーンのイベントに参加するということです。