連合青森が2025年の春闘の最終集計を発表し、賃上げ要求の妥結結果は、3年連続で過去最も高い平均1万2481円となったことが分かりました。

連合青森が明らかにした春闘の最終集計で、組合員1人当たりの賃上げ平均妥結額は1万2481円で前の年を2157円上回りました。集計を始めた2003年以降で最も高く、3年連続で過去最高を更新しました。

中小企業で構成する地場労組も賃上げ平均妥結額は1万1171円と、初めて1万円台に乗りました。

連合青森は「大幅な賃金の引き上げとなり、春闘は賃上げ定着を掲げて臨んだ中で、比較的、目標が達成できたが、実質賃金はマイナスが続き、今後の課題だ」とコメントしています。