台湾のエバー航空は青森と台湾を結ぶ台北(たいぺい)線で、2023年4月13日から15日間、毎日1便のチャーター便の運航を検討していると発表しました。
24日、青森県の三村知事が熱烈な歓迎をしたのは、エバー航空の営業を取り仕切るワン・ゲーリー協理(きょうり)です。
台湾の旅行会社の関係者も合わせ総勢11人で青森県庁を訪れました。運休が続いている青森―台北線の再開について問われると…
※エバー航空ワン・ゲーリー協理
「まだ調整中ではありますが、本社との協議の中で4月の中旬以降の桜のチャーターをやる方向で検討しています。」
うれしい知らせに、県職員は歓喜に沸きました。エバー航空は、184人乗りの航空機を使い、2023年4月13日から27日までの15日間、チャーター便を毎日1便運航する検討をしています。青森―台北線は、2019年7月に就航しましたが、新型コロナの影響で翌年の2月から運休しています。
※青森県交通政策課 奥田昌範 課長
「やはり定期便再開に向けてはまずはチャーター便からスタートということになるので、定期便再開に向けた大きな足掛かりになると考えています。」
今回のチャーター便の運航が決まると約3年ぶりに青森と台湾が空路でつながることとなり、観光需要の回復に期待が高まっています。