弁護士を目指すことに 大学3年生で決断

千葉貴仁さん
「いろんな分野の法律があるんですけど、特に民法・民事系は日常的に起きる紛争やトラブル。人を助けること自体はとても好きでしたし、人としゃべることがすごく好きだったので、勉強したものを還元していきたいと思いました」

その後、法科大学院に2年通い、司法試験を受けたが、一度目は残念ながら不合格に。再度チャレンジして二度目で合格をつかみとった。夢へと近づいた瞬間だった。

千葉貴仁さん
「親にいろいろ援助してもらったし、親孝行は司法試験の合格だと思って毎日死ぬ気で勉強していました」

東京での司法修習を経て、晴れて弁護士に。

現在に至るまで、実際にいろんな問題と直面してきた千葉さん。

千葉貴仁さん
「紛争になるってことはお互いに言い分があって、妥結点が見出せない状況で相談を受けたり、事件で受けたりすることも多いです。実際に裁判になっても、すぐに判決が出るケースはあまり多くなくて、7割くらいは和解や話し合いで解決しています。青森の事件も、たまに担当しています」

社会のトラブルと向き合ってきた千葉さん。コロナ禍に、癒やしとなる大きな存在が誕生すると、働き方が変わっていく。