外で遊ぶことが好きで夢は漫画家だった少年時代

姉2人と育った千葉さんは、外で遊ぶのが好きなアクティブな子どもだった。
千葉貴仁さん
「常に遊んでいるか運動しているか。体を動かすのがすごく好きな子どもだったと思います」
野球少年だった小学生の頃の夢は、アクティブとは対照的な漫画家だった。

千葉貴仁さん
「当時はイラストクラブに入っていて、漫画本を持ってきても良かったので、その中から絵になるところを決めて色を塗っていました。今でも子どもにたくさん絵を描いてあげています」

中学・高校は勉強に励んだが、一度大学受験に失敗。宮城県仙台市での浪人生活の後、東北大学法学部へ進学した。

しかし、このときはまだ、明確に目指すものはなかった。
千葉貴仁さん
「大学で法律の勉強をそれなりにやってきて『楽しいな』と思っていて、これをさらに勉強していって『何か仕事になればいいな』と漠然と考えていました」

そんな千葉さんも大学3年生になると、友人たちが就職活動で本格的に動き出したことで、ようやく自分の進路を考え始める。















