好きなネタをのせて自分だけの「海鮮丼」を楽しめる青森市の市場は、観光客はもちろん帰省客にも人気となっています。

暑いなか、外まで行列ができていたのは「青森魚菜センター」です。
お目当てはもちろん、お気に入りの海鮮丼を楽しめる『のっけ丼』。訪れた人たちは、白いごはんにマグロやサーモン、ヒラメなど新鮮な刺身を次々にのせていき味わっていました。

山形市からの観光客
「これは(周りに)紹介したいですね」

「自分が好きなものを選んで、食べることができるのでうれしいです」

「最高です!海沿いのいい市場で食べられるのが楽しみでした」

なかには帰省中の2人の姿もありました。

帰省客
「何回も来ているんですけれども、毎回感動します」

「この大きさで(他では)この値段で食べられないなと思うので、自慢ですね。ちょっと今からもう一杯いこうかなと悩んでいますね」

センターによりますと11日だけで、約1800人訪れると見込んでいます。

こうしたなか、海産物の価格が上がり、ネタを提供している店にとっては厳しい状況が続いています。ただ、5月にチケット代を値上げしたばかりで、価格のさらなる引き上げは考えていません。

のっけ丼 工藤信孝 代表
「できる限りチケットは値段を据え置きしながら、青森の観光の中心となって皆さんに来ていただき、駅前周辺、青森の観光地としてがんばっていきたい」

普段は毎週火曜が定休日ですが、明日12日も多くの客が予想されることから休まず営業するということです。