目の前が海で魚はお裾分け 夢はオリンピック選手か芸能人

木村さんは、外ヶ浜町の自然の中で過ごした明るく元気な子どもだった。

木村貴久さん
「目の前が海で、後ろが山という環境ですので、夏は毎日のように泳いで潜っていた」

魚は、いつも近所の漁師からお裾分け。子どもの頃から母の手伝いでやっていた料理は好きだった。

木村貴久さん
「おふくろといる時間が長かったので、料理を手伝っていましたね」

当時の木村の夢は、オリンピック選手や芸能人になること。

木村貴久さん
「とにかく性格が目立ちたいタイプだったので、青森からオリンピック選手が出たらすごいなって単純にそれだけでした」

根拠のない自信を持って、高校卒業後に上京。

そこで現実を目の当たりにする。