気象庁は3月27日に気温に関する「早期天候情報」を発表。

北海道では4月2日(水)頃から、東北では4月5日(土)頃から気温が「かなりの高温」となることが予想されていいます。

気象庁の解説によりますと「早期天候情報」とは、10年に1度程度しか起きないような著しい「高温」や「低温」、「降雪量(冬季の日本海側)」となる可能性が、いつもの時期よりも高まっているときに、その天候が予想される6日前までに発表される情報です。

また、6日先から14日先までの期間で、5日間平均気温が「かなり高い」「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に情報は発表されるとしています。

一方で、今週末は「寒の戻り」が予想されています。
寒気の予想シミュレーションをみてみると、29日(土)には日本の上空約1500mに平地で雪が降る目安である「-6℃以下」の寒気が流れ込んできて、北海道や東北を覆うことが予想されています。

その後の30日(日)~31日(月)頃にかけては、この「-6℃以下」の寒気が日本海側を中心に広く日本を覆うことが予想されており、降雪や道路の凍結、交通機関の乱れに注意が必要です。

【4月1日(火)~の雪と雨の予想シミュレーション】【上空約1500mの「寒気」の予想シミュレーション】【上空約1500mの「暖気」の予想シミュレーション】などは、関連リンクからご覧いただけます。