青森県警察本部の20代の男性巡査長が2024年12月、飲食店の従業員に暴行を加えたとして、書類送検されていたことがわかりました。

書類送検されたのは、南部地方の警察署に所属する20代の男性巡査長です。

県警察本部によりますと、巡査長は2024年12月20日の午前3時ごろ、飲食店に支払う代金が不足していたことから、店の男性従業員とATMに向かっている途中、従業員の首に右腕を回して押さえつけた暴行の疑いが持たれています。

巡査長はその後、代金のトラブルになった旨を近くの交番に自ら申告し、警察が店の関係者などに話を聴いたことで事件が発覚しました。

巡査長は前日の午後6時ごろから、3つの店で飲食をしていて、警察の調べに対し「ハイボールを15杯以上飲んだ」「泥酔して記憶にない」と話しているということです。

また、暴行については「飲食代が高いと思ってやったのではないか」「被害者がそう言うのであればやったのだろう」と容疑を認めています。

県警察本部は、男性巡査長を2月27日付けで減給10分の1、1か月の懲戒処分としました。