青森県の弘前市立大成小学校が行っている「岩木川での水生生物調査」が、快適な水環境の創造と保全に貢献する優れた活動に贈られる「東北・水すまし賞」に選ばれました。

授賞式では、日本水環境学会東北支部の山田一裕支部長から弘前市立大成小学校の4年生の代表の児童に賞状と盾が贈られました。

大成小学校は、2016年から新型コロナ禍の2年間を除き、毎年、4年生が岩木川の川原で水生生物の採取や水質調査を行っていて、のべ300人を超す児童がふるさとの川の水資源の利用や保全について学んでいます。

児童は
「川や虫のことについて、いろいろ知れたので、ほかの学年にその楽しみを伝えて、また行きたい」

「(岩木川が)もっときれいになって、きれいな虫しかいない“世界一きれいな川”になってほしい」

「東北・水すまし賞」は、これまでに東北地方の小・中・高校で100を超す学校や個人が受賞していて、大成小の児童たちは授賞を励みに、調査の継続に意欲を見せていました。