鉄道のネットワークを活用して荷物を運ぶサービスについて、JR東日本は4月から新青森駅~東京駅間で大口荷物の定期輸送を始めます。トラック運転手の残業規制に伴う“2024年問題”の解消などにつながることが期待されています。

鉄道で荷物を運ぶサービス「はこビュン」は、4月18日から新青森駅~東京駅間で大口荷物の定期輸送を始めます。

運行するのは毎週金曜日の午前8時29分発の東北新幹線で、旅客用の車両2両に最大200箱程度の荷物を積載します。

JR東日本によりますと、青森-東京間のトラック輸送を今回始まる「はこビュン」の新幹線輸送に1年間置き換えた場合、トラック運転手の拘束時間が1万時間あまり軽減されると試算されています。

さらに、県内から首都圏の大消費地へ輸送できる一次産品の増加などに期待が高まります。